How to: リジッドジーンズの選び方 #2
生地選び
前回は、メンズ限定でしたが、今回はウィメンズにも共通していることです。
デニムにも、大きくわけると、伸縮性のあるもの、そうでないものがあります。どちらが良い悪いということはなく、繊維の構成が少し違うので、自身のこだわりや快適さで選んでもらえればいいです。
綿100%織られたデニム使用
伸縮性が低い
肌触りがゴワゴワする
耐久性高く、比較的厚手のデニムが使用される
ビンテージデニムや、ビンテージデニムからインスパイアされたデニムが多い
ヒゲ、ハチノスなどに必要なシワができやすいデニム
綿とポリウタレンで織られたデニム使用
伸縮性が高い
肌触りが良い
最近のスキニー、スリムフィットジーンズによく見られる
ヒゲ、ハチノスはつきにくい
型崩れしやすく、伸びやすい
動きやすく、窮屈さのない快適さ
ポイント
できるだけ長く履きたい方、アメリカンビンテージっぽいデニムに育てたいかたは、麺100%でおられたデニム。
綺麗な色落ち、快適さをを求める人は綿とポリウタレンで織られたデニムを選ぶ傾向にあります。
デニム生地の厚さ
デニムの厚さは、重さの単位oz(オンス)を使用してます。
一平方ヤード(0.84平方メートル)あたりのデニムの重さ表したもの。1ozは28.3グラムです。
平均的なデニムは12〜14ozといったところです。
数字が大きくなれば、厚くて重くなりますが耐久性は増し、無骨な感じになる傾向があります。逆に数字が小さくなれば、軽くて動きやすく、綺麗な見た目になりますが、破れやすくもなります。
ライトデニム (10ozくらい、もしくはそれ以下のデニム)は、軽くて涼しいということで、デニムシャツに使われていたり、しなやかで体のシルエットもでやすいので、ウィメンズデニムによく使われたりします。ですが、破れやすく、長年穿き込んでいくというのには、どちらかというと不向きです。
ヘビーオンス (20ozくらい、もしくはそれ以上のデニム)は、厚みがあり無骨な感じなので、男らしくなり、ストレートやルーズフィットが多く作られています。ただ、夏場は暑く、冬場は風ヌケが多く寒い。そして、やはり重く、動きにくいようです。穿き込むためには、かなりの気合いが必要ですね。
ヘビーオンスで作られたジーンズを穿き込んでいくと。。。
- 太いヒゲ、ハチノスがはっきりとでる
- 色落ちが雑になるジーンズが多い
- パッカリングが出にくい
- 重みがある分、裾の擦り切れが普通のものよりでる
かなり極端な方もいらっしゃるようで、28oz・2kgのジーンズなんていうのも出ています。
エイトジー,ヴィンテージ,2キロジーンズ,世界一厚いデニム
レギュラーオンスで作られたジーンズを穿き込んでいくと。。。
- 細いヒゲ、ハチノスができる
- ヘビーオンスと比べると、色落ちし難く、少しぼけた色落ちになる
- パッカリングが出やすい
- ナチュラルな激しくない色落ちになる
おもしろい記事をDenimbaさんが、書いています。ヘビーオンスとレギュラーオンスを50/50で作っているジーンズを穿き込んでいくとこんな感じになるようです。
初めてリジッドデニムを試そうと思っている人は、まずレギュラーオンスで始めるのが無難だと思います。レギュラーオンスを試して、もっと色落ちが激しい方がいいと感じた時に、徐々に上げていけばいいと思います。
今回は、以上です。
次回は、なれている人でも難しいレジッドデニムのサイズ選びについて紹介したいと思います。
THE DENIM STYLE